2012年11月1日木曜日

トランスフォーマープライム ハッピーミール。

さて、本日のご紹介は米マクドナルドで配布されたトランスフォーマープライムのハッピーミールの玩具です。

変形はできませんが、変形できないからこそ本編劇中でのビークルモードを
なかなか忠実に再現しているものが多く、また少ないパーツ数に内蔵されたギミックが
結構秀逸だったりします。





全部で8種類です。
内容は、オプティマスプライム、メガトロン、バンブルビー、スタースクリーム、バルクヘッド、ブレークダウン、ラチェット、ノックアウトで、全てビークルモードでの造形になっています。



後ろのほうに前回のレビューで使用したクレオンたちが転がってますが、気にしないでくださいw

ひとつずつ袋から出していきます。
まずはオプティマスから。




袋の上のほうにはマクドナルドのMと通し番号の1が、中段にはTRANSFORMERS PRIMEのロゴが、下のほうにはハッピーミールのロゴが印刷されています。



同封された説明書。
変形はできないものの、それぞれギミックを内蔵しているためその説明書になります。








まずはギミックなしでぐるりと。
見事にオプティマスしてますね。全体のバランス的には、既存の各クラスのトイのどれとも違うような感じです。オプティマスは全部のトイでビークル時のバランスが違うので
どれが正解なのかよく分からなくなってきましたw



ビークル裏面のスイッチを入れ、排気管を下げるとライトが点灯します。
排気管は左右で繋っていて連動します。






強めの光りですが、うまい具合にプラに覆われているので眩しいと感じるほどでは
ありません。赤い部分がビークル中央から照らされて、窓やライトから光りが漏れ、
オプティマスにエネルギーが満ちているような雰囲気で、格好良いです。



正面からは、オートボットインシグニアが強めに光り、窓とライトが少し弱めに、
ビークル全体はぼぅっとぼんやり内部から光っているので、特に格好良く見えます。

続いてメガトロンです。




メガトロン樣は2番です。


説明書。メガトロン樣は2つもギミックを持っています。









メガトロン樣をぐるりと。
どうですか、この再現具合。
変形ありのトイでは再現の難しい、主翼の薄さや生え方、フロント部の形状、
リア部の形状と、どれを取ってみても最高の造形です。まさに完璧。
お顔が造形されていないのは少し残念ではありますが、ハッピーミールに
そこまで求めるのは酷ですので、十二分に満足できます。
正直このメガ樣のためだけにセットを買ったといっても過言ではないくらいです。




裏側のスイッチを入れて、フュージョンキャノンを前に押すと砲口が発光します。
こちらは、オプティマスと違い遮るものがあまりないので眩しめです。
しかし、この形状、頭を誤射したりしないんでしょうかねw

メガ樣のもう1つのギミックは、スプリングギミックです。
頭を下に押すと、フロント下部がバネの勢いで飛んでいきます。




こちらがその飛んていく部分。
当然、安全に配慮してあるので射程距離は20cmくらいといったところで、
当たってもまったく痛くありません。むしろお猫樣が追っかけます。


こちらが、発射した後の本体。結構見た目に関わるので失くすと大変ですが、
我が家では既に散々みゅう樣と遊び倒して行方不明ですw
たぶんそのうち、掃除の時にでも出てくると思います。

続いて、バンブルビーです。




バンブルさんは3番です。


説明書。基部を上げたあとにミサイル?を差し込んで発射。







ビークルモードは窓の細長い感じのバランスが劇中に近いです。
後輪付近も単体で見ると似てるんですが、本編劇中では前後輪は同じサイズなので、
ここだけ少し残念ですね。でも全体的には非常に良く似ています。
テールランプやヘッドライトは塗装されていないだけでモールドはされているので、
手を加えたら更に良いかも知れませんね。



何故か、裏面の謎の記号が手書きっぽいです。
他のにも謎の記号は入っていますが全部印刷なので、なぜこれだけ...。






スプリングギミックを使うには、ビークル後部を下に押して
ルーフのミサイル基部を出します。
みゅう樣がレビュー作業の視察にいらっしゃいました。カメラ性能が気になるようです。
安カメラで申し訳ありません、みゅうさま。





ミサイル?をセット。変形ヘンケイロディマスのような、
なにやら波打ったスモークのような炎のようなよく分からない造形のミサイルです。

この状態でルーフのオートボットインシグニアを押すと、安全基準ばっちりな強度で水色のクリアパーツが飛んでいきます。
ちなみにみゅう樣はこのギミックが一番お気に入りです。
というか、クリアパーツ大好きで、ある程度の太さのある軽い棒状の物が大好きで、
スプリングギミックが大好きなので、大好きてんこもりで気に入らないわけがありませんでした。

案の定さんざん遊び倒したあと、ミサイル部分は現在行方不明ですw


続いてスタースクリームです。




スタスクは4番。


ギミックは非常に簡単です。







スタースクリームをぐるりと。
スタースクリームも、変形トイでは再現が難しい独特の曲線やディティールを
上手く再現できています。
少し細さや長さが足りませんが、その辺はお子様の遊ぶものということでの配慮でしょう。


ちなみに、バンブルビーで手書きっぽかった謎の記号は、
他のだと、この中央のネジ横のように綺麗に印刷されています。







上面のディセプティコンインシグニアを押すとコックピットがカシャッと上がり、
武器が出てきます。


続いてバルクヘッドです。



バルクヘッドは5番です。


紙製のプレートを3枚射出できます。







バルクヘッドをぐるりと。
バルクヘッドはギミックの関係で大きなスリットがあるのと、
他のFEやAM/RID、EZ/Cyberverseもビークルの出来が良いので
あまり、他に比べてココが良いという部分はありませんが、
それでも良くできていると思います。




射出用の紙製プレート。表と裏。
この紙をスリットにセットして、ビークル上面のクリアパーツ部分を
前にスライドさせると1枚ずつ射出されます。

軽いこともあって、勢い良く出ると思っていたのですが、
指の力だけで射出するのと、細いスリットに挟まっていることもあって、
引っかかりがちで、あまり爽快感はありません。
空気抵抗で舞うように落ちるので、みゅう樣もあんまりお気に召さなかったようですw


次はブレークダウンです。



ブレークダウンは6番。


ビークル後部のスペアタイヤを回すと、ルーフが通常状態と武器展開状態に変化します。







ブレークダウンをぐるりと。
ゴツくて細長いデザインを上手く再現しています。
他と合わせるとサイズがほぼ一緒なので、デッカい感じはしないですが、仕方ない所ですね。






スペヤタイヤと連動してルーフが回転しているのが分かるでしょうか?
展開する武器も劇中に似せた形になっています。


続いて、ラチェットです。



ラチェット先生は7番。




ラチェット先生だけシールが付属します。
さすがにあの複雑なデザインをこの種のトイで塗装するのは無理ですね。









シール貼る前の状態でぐるりと。
基本赤でルーフだけ白いです。モールドも結構頑張って彫ってあります。







シールを貼った状態で。
ほぼ全面シールになりますが、この色分けは他のトイより相当再現できています。
唯一大きく違うのはルーフが白いことと、フェンダーが赤いことくらいでしょうか。
AM/RIDやEZ/Cyberverseで塗装、シールで再現できていない部分まで
シールがあるので、かなり頑張っていると思います。






ギミックはルーフを手動で上げたあと、オートボットインシグニアを押すと
砲口がパシャッと少し伸びます。

最後にノックアウトです。




ノックアウトは8番。


ギミックはフロントグリルを押すとルーフの武器が展開するというもの。









ノックアウトをぐるりと。
ホイールが塗装され、サイドの何とも表現しずらい模様まで塗装されています。
中央の濃い色のラインがあれば完璧なのですが、ギミックがボンネットに来るので
仕方ないところですね。
フロントとリアを軽く塗ればかなり化けそうな素晴しい出来です。








ギミックは、なんだかあまりよく分からない感じではありますがw
武器が展開してる感じは伝わってきます。

そんなわけで、米マクドナルドで配布された、トランスフォーマープライムのハッピーミールの玩具でした。
全体的に、変形しない分再現度が非常に高く、オマケという性格のわりには
本家も顔負けなビークルモードの出来だったりと、なかなか素晴しいアイテムに
なっていると思います。
入手の機会はあまり多くないかも知れませんが、もし見かけたら手に取ってみてほしいですね。

それではまた。