2013年2月5日火曜日

トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-07 オンスロート + G2 ver.

本日のご紹介は、トランスフォーマー ジェネレーションズより、TG-07 オンスロートです。


ついでに紹介しそびれていた、amazon/BBTS限定 Generations G2 Bruticus版もご紹介。
やっと単体5体のレビューが終わりになるので、次は合体です。
長かったw




まずはパッケージです。



 パッケージイラストは左手に2連装ガトリングっぽい何かを構えた姿です。
この武器、Fall of Cybertronのゲーム中では見かけていないような気がしますが、
私はゲーム中であまり武器を取り替えないでプレイしていたので、見落としていただけで
出てたかも知れませんw
本体のイラストも、ゲーム中や設定画よりは少しほっそりとして、スレンダーに。
玩具に少し近づいたような感じのイラストになっています。

たまには、プロフィールに触れてみますと、海外版のキャラクターバイオをそのまま
使用しているように見えて、実はちょこちょこと違います。
ブルーティカスの他のキャラクターは、海外版には記載のないG1での武器の名前が
出てきたりと違いが分かりやすいのですが、オンスロートの場合は武器の名前は
出てきていませんね。

コチラが、国内ジェネレーションズ版のプロフィールを文字に起こしたものです。

「熟練した部隊長オンスロートは武運というものを信じない。むしろ、勝利は綿密な
計画から生まれるものだと考えている。コンバッティコンを出撃させる前は、
時間をかけて部隊配置、攻撃パターンなど、わずかな可能性をも見通した戦略を立てる。
普段は計画を部下に任せ、前線に出ることを控えているオンスロートだが、彼をただの
張子の虎だと甘く見る物は、すぐに合体兵士ブルーティカスの恐しさを知ることになる。」

コチラが、海外版のキャラクターバイオ。

"Onslaught believes precision and planning are the keys to success. He spends hours devising battle plans, considering contingencies, and deliberating troop disposition before ever committing his forces to battle. Once the fight is joined, however, no robot is a fiercer fighter."

同じような内容ですが、国内版のほうにはちょっとした補足が追加されて説明が
分かりやすくなっていますね。






 ビークルモード。
何とも形容しがたい形状のサイバトロニアンビークルですが、
武装した輸送トラック的な何かなんでしょうねw

G1では、明確なモチーフはよく分かりませんがミサイルトレーラーに変形していました。

FoCのゲーム中と比ベると、他の4体のビークルモードの再現度には劣る感じでしょうか。
後ろのスカスカっぷりと、ルーフの腕がちょっと残念です。
あとは全体のバランスも少しアレな感じはありますが、概ね再現できていると思います。




付属の武器を装備。
特に名前はありませんが、オンスロートにとっては重要な感じの武器です。
コレを装備して初めて腕が隠せるのですからw

G1でも同様の2連装砲塔を荷台に持っていました。
ミサイルトレーラーなので、ミサイルを発射をするんだと思いますが、見た目はただの
砲塔でしたねw 海外でもdouble-barreled turretと表現されていて、ただの2連装砲塔と
してしか記載されていないみたいです。

この武器自体は、肉抜き穴が多めというかほぼ全体に渡って肉抜きがあり、裏から見ると
残念ですが、表から見る分には結構いい感じです。






G2カラー版と。
G2では黄色地に紫の迷彩という素敵カラーで目に痛いですw が慣れると格好良い不思議。
ルーフの武器が紫成型なのも共通していて、G2は上手く再現できていると思います。
国内版は、ゲーム中でのカラーを再現していると同時に、G1でのカラーも再現していて
とても良いですね。
他の4体は、国内版よりSDCC限定版のほうがゲーム中の色合いに近いのですが、
何故かオンスロートだけは国内版のほうが近いです。
まぁ、SDCC版は色褪せた感じも出しているので、アレはアレで良いのですがw

と言うか、FoCオンスロートは正解の色がどれだか分からないんですよね。
設定画に一番近い色は、国内版。
ゲーム中での、屋外の合体時に一番近い色が、SDCC版。
ゲーム中での、屋内でのオンスロート単体に一番近い色が海外単体版。

合体戦士の真ん中だけあって、場合によって色が結構違うのでw
お好きなものを選ぶのが一番かな、とw

さて、オンスロート、トランスフォーム!


まず武器を外して、ルーフの腕を開きます。


ビークル前半をガバっと前へ。
開いてあった、腰のパーツを畳み、リアタイヤを180度回転して脚部を形成します。


立たせたら、肩を回転して前を向かせ、頭部を出して変形完了です。






オンスロート、ロボットモード。
ゲームの設定画に非常に近い配色で、造形も頑張っています。
手足が小さいのはさすがに仕方ないかな、と。
FoC設定画には肩の茶色はありませんが、コレがあることでG1の色にも十分見えるように
なっていますね。

お顔はゲーム中同様のゴリラっぽい顔。G1には全然似ていませんw
というか、FoCブルーティカスの5体は5体とも顔はG1に似てないんですよね。
それでもちゃんとブルーティカスっぽく見えているのはさすがだなと思います。



付属の2連装の武器を装備。
前腕が身体の割りに小さいこともあって、手に何か装備していたほうがしっくりきます。

背中に装備できないのが残念なところですね。一応乗っけるくらいは
出来ないこともないですがw
G1でもゲーム中でも背中に背負ったままになっている武器ですので、ちょっと残念では
あります。と言ってもゲーム中のオンスロート単体だと背中と武器は一体になりすぎて
いてよく分からない感じになっているので、それを再現するのは難しいんですがw


可動とか。



首はボールジョイントです。
上下には気持ち程度、左右には360度回ります。



肩は変形合体の都合で特殊な構造。
横には開かず、上下にのみ回転します。
前に140度、後ろに30度程度です。



肘も特殊な構造です。
まず上腕にあたる部分に内側へのヒンジがありますが、ロボット時ではほぼ使えません。
肘そのものは、ボールジョイントと軸の多重構造で、ボールジョイントの部分で
ロールと横への可動を担います。横は90度程度までです。
軸関節の部分で前後の可動を担い、前に110度、後ろに90度くらい可動します。


股関節は合体後も股関節として使用するため、他の4体よりも固く頑丈に作られていて、
上下左右どちらの開脚もスプリングによるラチェットが組込まれていて、多重軸関節に
なっています。ボイジャー並の豪華さですね。

前後は、前に90度弱、後ろに45度。
左右は、240度くらい上がります。


膝は合体時に固定されるため、ただの1軸の関節です。
90度弱曲がります。

ただ、ブルーティカス時に脚を前に出すためにはココの関節を上手く使う必要があるため
できれば膝もラチェット式かせめてクリック式になっていれば、と思わなくもないですが
設計的には想定していないようなので仕方ありませんね。





 G2カラー版と。
G2カラー版は、とても良くG2しています。
胸が黒いところや、腰の紫、目のオレンジも再現できていてとても良いです。
国内版はゲームの設定画を再現しつつ、G1カラーも混ぜてきていてどちらも
捨てがたいところですので、両方買っておいて正解だったなぁと思いました。


そんなわけで、トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-07 オンスロートと、
Generations G2 Bruticus版のオンスロートのレビューでした。
変形や合体の都合で、手足のバランスは良くありませんが、両方ともなかなかに
良く再現していて買いだと思います。

それではまた。