2013年4月24日水曜日

トランスフォーマープライム ビーストハンターズ サイバーバース エアラクニッド。


本日のご紹介は、トランスフォーマープライム ビーストハンターズから、
サイバーバース リージョンクラス エアラクニッドです。



こちらは、海外版の、Transformers Prime Beast Hunters Cyberverse Legion classの
wave 1で発売されたものになります。

日本でも、今月末にトランスフォーマー EG08 エアラクニッドとして発売される予定です。


それでは続きからどうぞ。


まずはパッケージから。



役割はSpark Hunter。
エアラクニッドはデラックスでしか発売されていなかったので、役割の表記は今回が始めてですね。


武器の名前は Nova stinger bow。
サイバーバース版バンブルビーに付属のイーグルショットボウと同じものです。
成型色も全く同じなので並べても見分けがつきませんw


キャラクターバイオ。
"Her Nova Stinger Bow delivers a paralyzing poison to her AUTOBOT victims!"

ノヴァスティンガーボウは麻痺毒の効果があるようです。
しかしまぁ、テックスペックは知力とスピード以外に見るところがありませんねw


ビークルモードはHelicopter Modeということでヘリコプターですね。
特にこれといった実在のモチーフはないようです。


 説明書はこんな感じ。
変形はデラックス版を簡単にしたような感じですね。






ヘリコプターモード。
ビークルの再現度はかなり高いですね。デラックスと比べても遜色ないくらいです。



ノヴァスティンガーボウを装備。
パッケージではこの場所に装備していましたが、他にもサイドに3mm穴が開いているので
一応、そこにも付けられます。


が、付けるとノヴァスティンガーボウのほうが縦に長いので、接地できなくなったりw
説明書ではこの位置に装備していますが、スタンドなどを使用したほうが良さそうですね。





RID版と。デラックスクラスなので大きさはだいぶ違いますが、小さくなってもシルエットはほぼ同じ。
各部のバランスも近く、非常に良く似ています。



武器を装備して比較。
RID版の武器はエレクトロスティンガー(electro-stinger)。
どちらも(今のところ)劇中には出てきていませんが、それはそれで想像が膨らみますね。

一応、今のところ生存、回収されていますしまた出番はあると思うので今後の活躍に期待です。
(でも残り少ない話数で、回収してない伏線も山ほどあるので出番ない可能性もw)


それでは、トランスフォーム。


まずはサイドのパネルを上に開きます。


機首を上げて、腕を前に引き出します。


後ろを左右に分割して脚を形成。
立たせたら、機首の中にある首を胴体に連結して変形完了です。




 エアラクニッド、ロボットモード。
小さいながら、バランスや造形はとても良いです。
デラックスのRID版があまり出来が良くなかっただけに、デラックス以上かも、とさせ思えるレベルです。


ノヴァスティンガーボウを装備。
手は3mm穴に対応していますが、片方が開いた造形になっているため、手としての造形は
良いものの、武器を持たせると開いている方向に外れやすかったり。


向きを変えても持てます。
一応、しっかりと真っ直ぐに手に挿せば、衝撃を加えない限り外れないのですが、
いじっているとやはり不意に衝撃を加えてしまいがちなので、手の造形の良さを取るか、
武器の安定性を取るかで悩みどころですね。

と言っても、RID/AM版の手と比べると、ある程度手の造形は良くしておいて欲しいところですがw




 そのRID版とロボットモードで比較。


頭部の造形の細かさはさすがにRID版が上なんですが、全体的な雰囲気はサイバーバース版も
非常に良く似ています。サイズを考えればだいぶ頑張っていると思います。



胴体も細かい所ではRID版のほうがさすがに優れていますが、RID版はRID版で、胸板が厚くて
女性らしいというよりもマッチョな感じがするのが残念なところですね。
まぁ、首が下からせり出してくるギミックの都合上、仕方ないところではありますが。



腕は可動しないこともあって、サイバーバース版のほうが圧倒的に似ていますねw
手も真っ平らですし、もう少しなんとか...ならなかったんでしょうねぇ。ビークルで
ぎっちり詰まってますからねぇ。


サイバーバース版の前腕の部分のガワは、 後ろに畳まれています。
腕の造形が良くなった代わりに、後ろにガワが、となりますが、元から背中側はビークルまんま
だったので、あまりデメリットになっていませんね。



RID版の、ローターブレードの一つの向きを変えて脚に見せるギミックは
さすがにサイバーバース版にはありません。
ローターブレードが途中から折れるギミックも同様です。




 足首の展開がオミットされているため、最初から開いた状態での造形になっています。
また、スワローテイルのような部分もオミットされています。

膝はRID版と同様にあまり曲がりませんが、小さいこともあってサイバーバース版のほうが
立たせやすい印象です。




武器を持って比較。
さすがに肘や手首の可動がある分、RID版のほうが武器を構えやすいですが、サイバーバース版も
サイズにしては十分にポージングできますね。



可動は、首が固定。
腕は肩関節のみの可動になります。
ボールジョイントなんですが、切り欠きの向きが独特で、腕を上下に振ろうとしても
右写真のような開閉の向きの動きになりがちですが、一応、360度回せます。


股関節もボールジョイントです。
こちらも切り欠きが斜め後ろと独特な角度がついています。(右の写真は俯せで開脚した状態)
そのため、左右への開脚は、左の写真のように、後ろに上げる形になります。


前後の開脚は、腰の形が楔型ですので、少し脚を広げると大きく開脚できます。
左が閉じた状態での開脚で、前に90度、後ろに45度くらいです。
右が開いた状態での開脚で、斜めになってしまいますが、ぐるっと回転できるほどです。

この股関節は、RID版よりだいぶ動くようになっているので遊びやすくて良いですね。



反面、膝はほとんど曲がらず、30度が限界といったところ。
膝裏の干渉部分を削ってしまえばもっと動きそうな感じはありますが、ピン打ちされている場所に
近いので、削るとちょっと破損が怖いですね。




ヘリのローターは基部から外すことが可能です。
基部は3mm軸になっているので、武器を付けれるところにならどこでも装着できます。


肩に装備して回せばシールドっぽくも見えますし、手首に装備することで回転するブレードとして
遊ぶのもいいかも知れませんね。



そんなわけで、トランスフォーマープライム ビーストハンターズ サイバーバース リージョンクラス
エアラクニッドのレビューでした。

RID/AM版の出来がいまいちだったこともあって、贔屓目になっているかも知れませんが
けっこう出来が良いと思います。

国内での発売も今週末に迫りましたが、おそらく違いはないと思いますので
気になったかたは手にとってみても宜しいのではないかと思います。

それではまた。