2013年4月7日日曜日

トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-14 サウンドブラスター。


本日は、サウンドウェーブ特集9回目、トランスフォーマー ジェネレーションズから、
TG-14 ディセプティコン情報参謀 サウンドブラスターをご紹介します。


すっかり、レビュー済みだと思っていましたw

トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-14 ディセプティコン情報参謀 サウンドブラスターは、
海外版のTransformers Generations Fall of Cybertron SOUNDBLASTERの成型色と塗装を
変更したアイテムです。


音波さん所持リスト。

基本的には海外版と同じですので、変形やギミックなどの紹介はコチラで。
今回は海外版との違いやTG-13 サウンドウェーブとの違いを比較していきます。

それでは続きからどうぞ。


まずはパッケージから。




パッケージはサウンドウェーブ同様に海外版を踏襲しています。
海外版で手に持っていた謎のブラスターは削除済みですね。
また、バズソーはしっかり、データディスク表面を表にして胸に入れられています。


 箱絵は斜めから見るとこんな感じです。





TG-13 サウンドウェーブとパッケージを並べてみるとこんな感じです。
イラストのポーズの違いや、手下たちの配置が微妙に違うのが分かります。


 プロフィール
「戦闘による深刻なダメージで倒れたサウンドウェーブは、未知なる世界の秘められた技術によって
完全な復活を遂げた。新しい姿を得た彼は『サウンドブラスター』と名乗り、ディセプティコンの
諜報戦略を管理するだけでは飽き足らず戦いの最前線に突入する。凄まじい音波攻撃で
オートボットを無防備にした後は最後の始末を部下に任せる。部下のバズソーは芸術家気取りで
その倒れた敵を不気味なオブジェへと変えるのだ。」

ちなみに海外版のキャラクターバイオはコチラ。
"Restored to a fully functioning state by the loyalty of his minions and the arcane
science of an alien world. SOUNDWAVE takes a new name to reflect his new lease on
life. No longer content to simply manage electronic warfare for the DECEPTICONS,
he changes into battle against the AUTOBOTS, using devastating sonic attacks to
disable and disorient his enemies. so that his minions can finish them off."

国内版サウンドウェーブがレーザービークについて触れていたように、国内版サウンドブラスターは
バズソーについてもちょっと触れています。
復活の経緯は海外版のほうが若干詳しいニュアンスになっています。

どちらにしろ、サウンドブラスターはゲーム中では出てこない完全に玩具オリジナル設定なので、
どうせならネビュロン星の、とか書いちゃってもいいような気もしないでもないですが、
書いたら書いたでややこしいですしねw あまり深く触れないほうがいいのかも知れませんw



中身。
説明書はサウンドウェーブとサウンドブラスターで基本的には同じですが、使っている写真の
ポーズは変えてあります。
あと海外版でもweaponとしか記載されていなかった武器は、国内版でも武器としか記載されて
いませんでした。






サウンドブラスター、ビークルモード。
海外版ではcommunication truck modeですが、どの辺がcommunicationなのか不明。
アンテナ類があればそれっぽく見えるんですが。



武器。
名前はないですが、形状的にはエレクトリックランチャーっぽい感じですね。






海外版とは造形は全く同じで、成型色と塗装の違いだけになります。
国内版サウンドウェーブが、ゲームでの姿を忠実に再現していたように、
国内版サウンドブラスターもFoCのゲームに合うような重厚でメタリックな感じになっています。

その反面、海外版はサウンドウェーブもそうでしたが、G1を意識したような配色になっています。
どうせだったら、海外版はもう少し黒を、G1っぽい真っ黒にしてくれたほうが良かったような気もw

塗装は色の違いだけではなく、サイドの黄色の有無のように、塗装箇所が変わっているところも
あります。







国内版のサウンドウェーブと。
こちらは、ビークルモードでは塗装箇所の違いは全くなく、完全に成型色と塗装の色だけの
違いになります。





 サウンドブラスター、ロボットモード。
この型をご紹介するのも4回目になりますが、相変らず格好良いロボットモードですね。
価格帯の違うマスターピースを別にすれば、今のところ2013年で一番の出来です。






ロボットモードで海外版と比較するとこんな感じです。


海外版と大きく違い、国内版サウンドウェーブとも違う部分が、ココです。
頭部は目の集光ギミックが殺されており、黄色塗装に。後頭部の集光部分も黒に塗装されています。

これは、わざとこうしたんでしょうねぇ。
目のクリアパーツは、海外版の2種、国内版サウンドウェーブ、どれを見ても、
他とは違うランナーで作られているようで、他のクリアパーツとは違う色で成型されていましたので、
黄色いクリアパーツにしようと思えばカンタンに出来たはずです。
もちろん、赤いクリアパーツにも出来たでしょう。

おそらく、他との違いを強調するためにわざと塗装にしたんだと思います。


海外版は、このように明るい、蛍光色に近い黄色のクリアパーツになっています。
これはこれで派手に集光してくれてとても良いんですが、後頭部が目立つのは確かなんですよね。



海外版はあまり胸のインシグニアが目立ちませんが、国内版は明るめなので良く分かります。


胸のパネルは、国内版サウンドウェーブ同様に、長方形の部分も塗り分けされています。
色の差があまりないのでサウンドウェーブ以上に目立ちませんが、結構効果的な部分だと思います。

腰回り。
サウンドウェーブもそうでしたが、海外版はグレー成型に表だけ塗装だったのに対して、
国内版は腰部分全てガンメタルで成型されています。
また、太腿内側の塗り分けが追加されているのも同様です。



 腕もサウンドウェーブ同様に塗装パターンが変更されています。


肩ブロックはシルバーの部分の塗装範囲は共通ですが、海外版の黄色塗装の部分はなく、
ピンクのラインの塗装が追加されています。

前腕は、海外版が黄色塗装とゴールドの塗装だけに対して、国内版は前腕が丸ごと全塗装に
なっています。
塗り分けのパターンが海外版と違うのも同様です。




これもサウンドウェーブ同様に、タイヤの内側がシルバーで塗装されているため、
外側から見るととても綺麗に見えます。

また、フロントタイヤのクロー部分がシルバーで塗り分けされているのも同様です。



背中側は、成型色と塗装色の変更のみです。
国内版は腰部分が胴体と同じガンメタルで成型されているので統一感があります。




 脚部はタイヤホイールの塗装にピンクが追加されています。タイヤ内側のシルバーのおかげも
あって、タイヤの存在感が全然違います。
あとは、ビークル時のサイドの黄色の一部が無くなっています。





国内版サウンドウェーブと。
どちらも成型色や塗装の方向性が一緒なので、並べても違和感があまりありませんね。
まぁ、一応同一人物なので並べるのも妙な話しではありますがw

目の塗装以外は、色の変更以外全くありません。





付属のバズソー、データディスクモード。

金色部分は全塗装されていて、粒子が粗いのでギラギラと光って見えます。



 海外版はデータディスク表面と、シルバー部分のみの塗装でしたが、国内版は全塗装に。
あと、何故かレーザービークでは海外版と国内版で、表の模様が左右反転していましたが、
バズソーはとくに反転しておらず、海外版と全く同じ模様です。


データディスクの模様は、海外版で発売済の6種は全て異なる模様でしたし、レーザービークの
左右反転は何か意味があるのかとも、思いましたが果して...。

国内版データディスクセットが反転してるのかしてないのかも気になりますが、
元から意味があるかないかも分からないので、気にしてもしょうがないのかも...w






 バズソー、ロボットモード。
金色部分は内側もしっかり塗装してあります。
スプリングでの一発変形も、塗膜の厚みで鈍るようなことは無く、しっかり発動しますね。





 海外版と比較。
遠目には、金色部分が塗装か成型色か、の違いしかありませんねw


ただ、近付いてみると、レーザービーク同様に、頭部も全塗装で、フレームの色に合わせて
マットブラックからガンメタルに変更されているのが分かります。


レーザービークと同じく、バズソーもシルバーの塗装の厚さは国内版のほうが薄め。


データディスクの射出ギミックは国内版サウンドウェーブでも説明していますが、
設計意図を考えれば、説明書が間違っています。
本来はパッケージの裏の通りに、データディスク面を表にして入れるのが正しい入れ方だと
思います。あくまで、設計意図を考えれば、のことですが。

説明書の通り、逆に入れてしまうと、データディスクが射出できない、引っかかる、
空中で変形しない、といった悪影響が出てしまいますのでご注意を。

一応、前回も載せていますが、射出動画も置いておきますね。


こちらが間違った入れ方。






こちらが正しい入れ方です。






詳しくは、国内版サウンドウェーブのレビューで検証していますのでそちらをご確認ください。

ちなみに、バズソーの塗装は多少剥がれはしますが、あんまり派手に剥がれないので、
そんなに塗装剥げを気にする必要はないかなぁ、と思っていますが、万全を期すなら
胸には入れないほうが無難です。


そんなわけで、トランスフォーマー ジェネレーションズ TG-14 ディセプティコン情報参謀
サウンドブラスターのレビューでした。

サウンドブラスター本体は、他の3体同様にとてもよく出来ていて、造形良し可動良しスタイル良し
プレイバリュー良しと非の打ちどころがありません。

その分、データディスクのイジェクトでは、低い評価を受けている部分もありますが、
その低評価の多くは逆に入れていることが原因のような気がします。

今月末にはデータディスクセットも発売され、さらにプレイバリューが高くなり、
自分の中では今年一番の評価もダントツになりそうです。
今月末には他にもトランスフォーマーGo!のアイテムが大量に発売されますが、
その海外版を弄ってみても、サウンドウェーブ/サウンドブラスターと比較できるアイテムは
ショックウェーブくらいでしょうか。それもデータディスクのイジェクトを考えずに本体のみで、と
言ったところで、イジェクト遊びに敵うプレイバリューはさすがにそうそうありません。

もし迷っているようであれば、4月分を後回しにしても、なくらいにオススメだと思います。

それではまた。