2013年4月6日土曜日

クレオ トランスフォーマー オプティマスプライム。


本日のご紹介は、クレオ(Kre-O) トランスフォーマーから、オプティマスプライムです。



クレオ トランスフォーマーは、タカラトミーマーケティングから発売されているブロック玩具で、
全国のトイザらスで先行販売されています。

元は、韓国のパチモンレゴ互換品の販売をしているOxford社が設計開発した商品で、
海外ではHasbro社が販売をしています。

まぁ、他のレゴのパチモン同様に、レゴと比較するとだいぶ精度も強度も劣ると言いますか、
正直比較にすらならないレベルの低クオリティですが、その分お安く今回のオプティマスの定価が
海外では$7.99、国内では499円と、同じサイズのレゴの半分以下のお値段で買えてしまいます。


まぁ、Hasbroにしろタカラトミーにしろ、大手が堂々とパチモン売るのはどうなの?という気も
しなくもないですが、レゴに関してはいろいろと訴訟などでパチモンに負けてきた歴史があったり
1988年に特許が切れていたりと何とも言いずらい感じにw
そもそも、日本最大手のバンダイがメガブロックというパチモン売ってますし、今更な感じでは
ありますがw


それでは続きからどうぞ。


まずはパッケージから。





横の右方向からを撮り忘れましたw
右側にはでっかく、Optimus Primeと書いてあり、その左側にオートボットインシグニア、
左上に31143というプロダクトナンバーが書いてあります。

表の右側にシールがあるように、今だけ価格ということで割引されて400円で買えました。
これは、タカラトミーマーケティング的にも消費者的にもお試し価格な感じですねw

クレオは、タカラトミー本体ではなく、グループ企業のタカラトミーマーケティングから
発売されています。

タカラトミーアーツからレゴのミニフィグやスターウォーズのガチャを販売しているので
タカラトミー本体やアーツ、トミーテックあたりからは発売しずらいのかな、と思ったり。
邪推しすぎかも知れませんがw



サイドを良く見ると韓国Oxford社の名前が。






オプティマスプライム、ビークルモード。

90ピースということもあって、サイズもデラックスクラスくらいで、組み立てもそんなにかかりません。
まぁ、それでも説明書で33工程もあるだけあって、ふつうの変形トイよりは遥かにめんどうですがw

ちなみに、今回説明書がダウンロード可能で、コチラにあります。(PDF注意)

ヘッドライトやナンバープレート、ルーフのライト、サイドのオートボットインシグニアやサイドウィンドウ
はシールで、自分で貼る必要があります。


ギミックはコロ走行以外は特になく、一部がパタパタと動く程度。
ちなみにタイヤはプラ製です。


ビークルモードでの余剰パーツ。
と、言いたいところですが、本当は赤いパーツは余りません。2つ嵌め忘れです。
サイドウィンドウとサイドウィンドウの間に出来ている窪みが本来赤いパーツを嵌めるべきところ。

オプティマスはサイズが小さいこともあって、わりとパーツを使い切っているほうで、
ヒドいヤツはもっといっぱい余ります。

余ったパーツも、グレーの薄いパーツと頭部、首くらいならばテキトーに付けておけるので、
失くす心配もあまりないかと。



パチパチと組替えてロボットモードにするんですが、ビークルモードで嵌めたタイヤを外して
付け替える必要があり、ここがホイールカバーもタイヤの軸もツメで嵌まっているので
外しずらいことこの上ないです。

写真左のように、両側にタイヤ用の軸が出ているパーツから、片側のみ軸が出ているパーツに
嵌め直します。

写真右のように、軸が2又に分かれたツメになっているので、最初はツメを閉じて外そうと
思ったのですが、10分格闘して、終いにはツル首ピンセットまで出したのに外せず。
仕方なく破損覚悟で思い切って引き抜いたら外せました。

個体差かも知れませんが、ウチのは慎重に引き抜こうとするとパワー不足で外せないので、
破損を覚悟しないと出せない力が必要だった、ということで。
対象年齢6歳以上ですが、正直6歳にこの作業は無理じゃないかと...。




今回写真の撮り忘れが多いのは、正直「ないなぁ」と思ってテンション下がってたからです。
いや400円ということを考えれば、値段的にはアリなんですが。


ヘケヘケコンボイっぽい顔ですが、モールドだるっだるです。
軟質素材なのである程度仕方ありませんが。

可動はボールジョイントですが、ほぼ横に360度回るのみです。あとは気持ち傾けられる程度。


ロボットモードでの余剰パーツは1個だけ。
これもだいぶ少ないほうです。

いつもは可動範囲の写真とかも撮ってますが、可動もヒドいものなので
テンションだだ下がりです。

簡単に文章で書くと、こんな感じです。


  • 肩は横方向の開閉のみ、真上まで上がります。
  • 肘は前後のみ。180度曲がります。
  • 手首、胴体、膝が固定。
  • 股関節はボールジョイントですが、前後180度、左右は60度(左右合計で)くらい。
  • 足首もボールジョイント。前に30度、後ろ90度、左右合計で50度くらい。
やたら縦に長い身体と相俟って、ぬぼーっと立ってるくらいしか出来ないのが痛いですね。
G1期ならともかく、今でこの可動はちょっと厳しいものがあります。

ダイヤブロックのオプティマスは良く動いたなぁ、と思いましたがアレとは大きさも値段も
全然違うので同じブロック玩具カテゴリーとは言え、比較するのはさすがに、ということで
比較もなしで。


そんなわけで、クレオ トランスフォーマー オプティマスプライムのレビューでした。


レゴと比べちゃうとどうしても安かろう悪かろうになってしまいますが、
そこは仕方ないと割り切って、値段分遊ぶには十分遊べるんじゃないかと。

それではまた。